社畜の俺、終電逃してコンビニに避難。そこで明らかに人間じゃない店員に『お疲れ様です』って言われたところから始まる話を書く。
続き書く。
駅前のコンビニは、終電後の町でそこだけ昼のように白かった。
自動ドアが開いた。
冷房が額の汗を一枚ずつ剥がした。
俺は、助かったと思った。
彡(゚)(゚)「社畜、終電逃し、深夜コンビニ」
満塁やんけ
この時間に読むSSって妙に刺さるんだよなwww
続けてくれ!!
店内には客がいなかった。
揚げ物のケースには何も入っていなかった。
コーヒーマシンだけが低く鳴っていた。
レジの奥に店員が立っていた。
SSならSS板でやれと言いたいがスレタイに【SS】あるから今回は見逃す。
テンプレ読め。
コンビニの冷房ってたまに肩壊すレベルで投げてくるよな
ワイの肩も去年やられたで
店員は、制服を着ていた。
名札は裏返っていた。
顔は見えた。
見えたが、目の位置が少し低かった。
俺が雑誌棚の前を通ると、冷蔵棚のガラスに俺の影が映った。
店員の影は映らなかった。
うわ来た!!
影ない店員はあかん!!夜だから許せるけどあかん!!
目の位置が低いの地味に嫌すぎるw
そこ笑うとこじゃないのにワロタw
>>9
冷房肩故障スレじゃないぞ。
ここは人外店員SSのスレだぞ。
>>13
冷房の球威が強すぎるのも伏線かもしれんやろ
防御率0.00や
俺は一度、棚のガラスから目を離した。
もう一度見た。
俺だけが映っていた。
レジの奥では店員が立っていた。
動いていなかった。
その店員が言った。
「お疲れ様です」
深夜のテンションで言うけど今の俺なら冷蔵棚に映らない店員にも会釈する
少し待ってくれ。
ここから、店の中がおかしかったことを書く。
冷房だけは、ずっと俺に向いていた。
続き書く。
店のドアが閉まると、外の音が消えた。
車の音も、信号の音も、駅前の酔っ払いの声も消えた。
聞こえるのは冷房の音だけだった。
俺は入口のマットの上で、しばらく立っていた。
>>19
よし続けろ。
ここから冷房の風量レビュー始めた奴はスレ違いだぞ。
テンプレ読め。
俺の場合は終電逃した時、コンビニじゃなくて会社に戻ったわ。
警備員に顔見られて気まずかった。
まあ俺は社畜というより自分から檻に戻るタイプだけどな。
店員はレジの奥で、こちらを見ていた。
口元が動いた。
そのたびに、白い息が出た。
冷蔵庫の中で話しているみたいだった。
俺は自分の息を見た。
白くなっていなかった。
彡(゚)(゚)「ファッ!?」
店員だけ白い息はあかんやろ
冷房の防御率が店員側だけ別リーグやんけ
>>22
白い息より先に名札が裏返ってるのが気になる。
店員識別できない店舗運用はそれセキュリティ的にアウトだぞ。
俺は何か買おうと思って、飲み物の棚に向かった。
ペットボトルの表面は濡れていなかった。
かわりに、薄く霜がついていた。
ドアを開けた。
冷気は出てこなかった。
冷気はずっと、俺の背中に当たっていた。
これどういういみ?
れいぞうこより店のほうがさむいの?
ぼくしょうがくせいです
棚の配置がおかしかった。
弁当の棚には弁当がなかった。
おにぎりの棚にはおにぎりがなかった。
そこには小さな紙が並んでいた。
帰る理由
体調不良
家族の用事
電車遅延
今日は無理です
そう印字されていた。
>>27
帰る理由打線
1中 電車遅延
2二 体調不良
3遊 今日は無理です
4一 家族の用事
強すぎて草
弊社なら全部凡退や
>>28
打線組むな。
ただし3番はスレ趣旨に合ってる。
続き待ち。
俺は紙の一枚を手に取ろうとした。
取れなかった。
棚に貼り付いていた。
よく見ると紙ではなかった。
レシートだった。
全部、同じレジから出たものだった。
俺の経験だと、帰る理由って考えてる時点でもう帰れないんだよな。
本当に帰れる奴は理由を作らず帰る。
まあ俺は理由を作ってから残業するけどな。
レジから音がした。
ピッ。
俺は何も買っていなかった。
店員も何も触っていなかった。
それでもレシートが出てきた。
店員はそれを切って、俺に差し出した。
>>32
レシートに時刻と店舗番号があるなら個人情報だぞ消せ。
あと購買履歴なしで印字されるのはPOS側の脆弱性ある。
レシートには商品名がなかった。
合計もなかった。
かわりに、こう書かれていた。
残業時間 4時間37分
未申請 1件
未読メール 18件
睡眠不足 継続中
>>34
彡(゚)(゚)「ワイの給与明細かな?」
未読メール18件はまだ勝てる
睡眠不足継続中がクローザーや
ざんぎょうってなに?
おとなになるとレシートにからだのこと出るの?
みんなおとなだね
>>35>>36
雑談は一回止めろ。
OPは店員の反応とレシートを受け取った後を書くこと。
ここはSS進行中のスレだぞ。
俺はレシートを受け取った。
紙は冷たかった。
冷たいのに、少し湿っていた。
店員は言った。
「お疲れ様です」
二度目だった。
一度目より、声が近かった。
>>38
同じ文言を繰り返す接客は自動応答っぽい。
音声ログ取られてる可能性あるから発言内容に注意しろ。
特定されるぞ。
俺の場合は「お疲れ様です」って言われると反射で「まだ終わってないです」って返す癖がある。
あれ社会人のバグだと思う。
まあ俺は今も直ってないけどな。
俺は、ありがとうございます、と言った。
店員は首を少し傾けた。
その角度が変だった。
人間が首を傾ける角度ではなく、吊られたものが風でずれる角度だった。
白い息だけが、まっすぐ俺の方に流れていた。
>>41
吊られたものが風でずれる角度、嫌すぎるやろ
文章の球が急に内角えぐってきたで
俺は店員の足元を見た。
靴はあった。
黒いスニーカーだった。
ただ、床に接していなかった。
靴底と床の間に、レシート一枚分くらいの隙間があった。
店員は浮いているというより、冷房に支えられていた。
>>43
重要情報出たな。
ここから店員の正体考察は短めにしろ。
OPの投下優先。
冷房物理学スレではない。
>>43
床に接地してないなら監視カメラの死角じゃなくて重量センサー回避の可能性がある。
深夜店舗としては完全にアウト。
店内放送が流れた。
声はなかった。
メロディだけだった。
そのメロディに合わせて、棚のレシートが少し揺れた。
帰る理由の棚。
謝る文面の棚。
明日やりますの棚。
奥には、辞めますの棚があった。
そこだけ、冷房が当たっていなかった。
>>46
やめますのたなだけあったかいの?
そこにいけばたすかる?
ぼくこわくなってきた
俺は辞めますの棚に近づこうとした。
その時、背中の冷房が強くなった。
一歩進むたびに、シャツが背中に貼り付いた。
足元の床が薄く白くなっていった。
店員がレジの向こうで言った。
「そちらは、まだ早いです」
続き書く。
俺は足を止めた。
辞めますの棚は、すぐそこにあった。
手を伸ばせば届く距離だった。
なのに、そこだけ遠かった。
冷房の風が背中からではなく、胸の内側から吹いている気がした。
>>49
胸の内側から冷房は表現が嫌すぎるwww
夜だから許される怖さじゃないだろこれ
>>49
内臓にエアコン直当ては草w
いや草じゃないけど草www
俺は店員に聞いた。
「まだ早いって、何がですか」
店員は答えなかった。
代わりに、レジの上にある時計を指差した。
針は二時十七分を指していた。
俺が店に入った時も、二時十七分だった。
>>52
時計停止きたな。
昔はこういうところで一気に怪談側へ倒れたもんだったのにな
この板も変わったな
>>52
彡(゚)(゚)「2時17分で試合止まっとるやんけ」
彡(^)(^)「延長戦やな」
なお帰れない模様
店員はやっと口を開いた。
「ここは、終わらなかった人が来ます」
冷房の音が強くなった。
「終電を逃した人」
店員は少し笑った。
「帰る理由を失くした人」
>>55
でも終電逃しただけならなんとかなるっしょw
タクシーとか始発とかあるし
考えすぎだってw
俺は店員の名札を見た。
霜がついていて読めなかった。
ただ、名札の端に小さく印字があった。
研修中。
その下に、うっすらと日付が見えた。
平成二十二年だった。
>>57
研修長すぎwwwww
ブラックコンビニどころじゃなくて草不可避w
>>57
新参は知らんだろうけど、昔のSSはこういう名札の日付で刺してきた
元終電逃し確定っぽいな
店員は言った。
「私も、終電を逃しました」
声は普通だった。
普通すぎて、逆に不自然だった。
「その日は、会社を出たのが遅くて」
店員の足元の隙間が、少し広がった。
「ここで涼んで、少しだけ休みました」
>>60
元客が店員になるタイプかよwww
深夜のテンションで言うけど完全に帰っちゃダメな店じゃん
>>60
ファッ!?
終電逃し民、冷房にドラフト指名されとるやんけ
店員はレジ横の小さな箱を開けた。
中には、色の抜けた社員証が何枚も入っていた。
写真だけが残っていた。
名前は、どれも白く消えていた。
「休むと、軽くなります」
店員は言った。
「軽くなりすぎると、戻れません」
>>63
社員証コレクションやめろwww
名前消えるの普通に怖いw
俺はスマホを見た。
画面の時計も二時十七分だった。
通知は来ていなかった。
上司からの未読も、会社のチャットも、母親からの着信履歴も消えていた。
代わりに、画面の上に知らない表示が出ていた。
冷房運転中。
残り疲労、七十三パーセント。
>>65
ここでタイトル回収か
冷房だけが優しいんじゃなくて、冷房が優しい理由があるやつ
昔は〜だったのになとか言ってる場合じゃないわ
俺は店員に聞いた。
「電気で動いてないんですか」
店員は首を横に振った。
吊られたものが、また風でずれた。
「お客様のお疲れで動いております」
レジの奥で、室外機のようなものが震えた。
そこから、人のため息に似た音がした。
>>67
お疲れで動く冷房www
笑いたいのにため息燃料はきついって!!
>>67
疲労が減るならむしろいいじゃんそれ
なんとかなるっしょw
七十三パーもあるなら余裕余裕
店員はレジの液晶を見た。
「皆様、最初はそう仰います」
店内の冷房が、また一段階強くなった。
俺の肩から力が抜けた。
眠気ではなかった。
怒りが抜けた。
焦りが抜けた。
明日の朝、会社に行かなければならないという感覚が薄くなった。
>>70
楽になってるのに終わってるの草w
いやこれ一番だめなやつwww
>>70
彡(゚)(゚)「怒り、焦り、出社義務感のクリーンナップが三者凡退や」
彡(゚)(゚)「なおチーム名も忘れる模様」
俺は自分の名前を口に出そうとした。
口は動いた。
音が出なかった。
喉が凍ったのではなかった。
言うべき言葉が、最初からそこになかった。
名字の最初の一文字だけが頭に残っていた。
それも、レシートのインクみたいに薄かった。
>>73
名前消失きた
>>63の社員証がここで効いてる
伏線回収の速度がこの時間帯の板じゃない
レジから音がした。
ピッ。
商品を通す音だった。
店員は何も持っていなかった。
レシートだけが出てきた。
お疲れ様です。
一名様。
消耗、二十七パーセント。
お支払い、不要。
>>75
支払い不要が一番怖いwwwww
無料のものほど高いって深夜に学びたくなかった
俺はレシートを掴んだ。
紙は冷たかった。
そこに、俺の名前らしきものが印字されかけていた。
だが、途中で文字がにじんだ。
俺はその文字を見て、懐かしいと思った。
懐かしいのに、自分のものだと分からなかった。
>>77
懐かしいけど自分のものじゃない感覚きつすぎw
ここで草生やすのも限界w
店員が言った。
「全部預けると、楽になります」
俺は聞いた。
「全部って、何を」
店員はレジの奥を見た。
そこには、白い棚があった。
帰る理由の棚より奥。
辞めますの棚より、さらに奥。
名前の棚だった。
>>79
名前の棚はアカン
そこだけは守備固めしろや主人公
>>79
名前預けても番号とかで呼べばいけるんじゃね?
大丈夫大丈夫、なんとかなるっしょw
>>81
ならん
昔から名前を渡す系は帰れなくなる合図だぞ
新参は知らんだろうけど、ここで楽観するとだいたい棚側になる
俺はレシートを握ったまま、名前の棚から目を逸らした。
その瞬間、冷房が止まった。
店内が静かになった。
初めて、蛍光灯の音が聞こえた。
店員の足が、床に近づいた。
「まだ、残っていますね」
店員は少しだけ寂しそうに言った。
>>83
うわあああああ残ってるから冷房止まったのかよwww
優しさの代償どころか優しさそのものが罠じゃん
この時間帯最高だなwww
続き書く。
俺は棚を見ないようにして、入口へ歩いた。
冷房が止まった店内は、急にただのコンビニになった。
弁当の匂いがした。
床のワックスの匂いがした。
自動ドアの前に立つと、背後で店員が言った。
「お忘れ物です」
>>85
普通の匂い戻ってくるの逆に怖いw
怪異が生活感出すなwww
俺が振り返ると、店員はレシートを差し出していた。
さっきのものとは違った。
白い紙に、青い文字で印字されていた。
有給休暇 一日分。
使用期限 本日限り。
理由欄には、何も書かれていなかった。
>>87
うわああああ有休のレシートwwwww
今までで一番欲しい怪異きたwww
>>87
有給をレシートで発行するの労務管理的にもセキュリティ的にもアウトだぞ
理由欄空白なのはまだマシだが個人情報だぞ消せ
俺は受け取った。
紙はもう冷たくなかった。
店員は言った。
「外は暑いです」
俺は頷いた。
「ですから、一日だけ、持って帰ってください」
自動ドアが開いた。
外の湿った空気が、足元から入ってきた。
>>90
主婦だけど一言
冷房を持って帰れるなら洗濯物干す部屋に置きたい
うちはこうしてるよとかいう次元じゃなかった
深夜コンビニでそんなに冷房効いてるの羨ましいわ
こっちにはそんなのないわ
イオンしかないんだが
店を出る直前、レジ横の壁が目に入った。
そこに小さなリモコンが掛かっていた。
表示は二十六度だった。
俺が見ていることに気づいたのか、店員は少しだけ目を伏せた。
「強すぎましたか」
>>93
ここで温度設定の反省すんなwww
名前の棚より急に現実的で草
>>93
二十六度はちょっと強いね
主婦だけど一言、うちは二十八度にして扇風機回してるよ
電気代が全然違う
>>95
深夜のテンションで言うけど28度は冷房じゃなくて祈りだろwww
夜だから許せ
>>96
東京モンには分からんだろうな
こっちは昼間の二十八度でもありがたいんよ
外が田んぼの蒸気で終わっとるけえ
26度派ですw
28度で涼しい顔してる奴、魂の棚に何か預けてるだろwww
温度設定で地域と生活習慣がかなり絞れるからな
二十六度派か二十八度派か書き込むのも特定されるぞ
>>99
温度で特定はさすがに草wwwww
でもおじさんが言うとちょっとありそうで嫌なんだよな