眠れないから少しずつ書く。オチまであるけど怖い話というより変な話。保守してくれたら続き投下する。
>>3 まだ3行にするほど何もないだろ
>>1読め、ここは透明駅員待ちのスレだぞ
続き書く。
三日前の話だった。
仕事が長引いて、乗るはずだった終電を逃した。
駅のシャッターはまだ半分だけ開いていた。
改札の灯りだけがついていた。
人はいなかった。
終電逃して駅に残れるのすげえな
こっちにはそんなのないわ
22時過ぎたら駅前が黒い
>>6
田舎駅の黒さはガチだお
自販機だけ文明みたいに光ってるお
改札の横にベンチがあった。
そこに座った。
券売機の画面が消えていた。
上の路線図だけが光っていた。
その路線図の右端に、見たことのない駅名があった。
駅名くらい増えるだろ知らんけど
東京モンには分からんだろうな
こっちは駅が減る
駅名は読めなかった。
漢字二文字だったと思う。
目を細めて見ていたら、路線図のガラスに人影が映った。
制服だった。
駅員の帽子も見えた。
ただ、顔の向こうに券売機の光が透けていた。
ここまでのまとめ
終電逃す
無人駅で知らん駅名
透明な駅員っぽいの映る
>>14 有能だけど早い
あと雑談板だから許されてるだけで普通なら板違い
透明な駅員より終電後にトイレ使えるかの方が大事だろ
>>16
そこかよ
でも腹痛なら怪談より怖いのは認める
振り返った。
誰もいなかった。
でも床に影だけがあった。
改札機の前に、薄い制服の形で立っていた。
肩章の線と、胸ポケットの名札だけが濃かった。
名札は見えなかった。
声はした。
「お客様、始発をお待ちですか」
普通の男の声だった。
近いのに、スピーカー越しみたいに平らだった。
続き書く。
俺は反射で「はい」と答えた。
影だけの駅員は、改札の前から少し横にずれた。
自動改札ではなく、壁際にある古い木の改札の方だった。
さっきまでそんなものは見えていなかった。
木の改札www
昭和からブーンが来たお
でも影だけ先導してんの普通に怖いお
古い木の改札はこっちにもあるわ
ただ現役じゃなくて資料館とかに置いてあるやつ
駅に急に出るもんではない
駅員の声がした。
「始発まででしたら、あちらからお通りください」
俺はどこに行くのか聞いた。
「連絡線です」
そう言った。
路線名も続けて言ったが、聞き取れなかった。水の中で言葉を聞いたみたいだった。
ここまでのまとめ
影だけ駅員
古い木の改札が出現
聞き取れない連絡線
水の中で聞く声って表現、アンビエントの録音でたまにある
にわかには教えないけど古い駅の環境音はガチで沼
改札の手前まで行った。
木の柵は腰くらいの高さだった。
上に真鍮の小さい板がついていて、文字が彫ってあった。
読もうとすると目がかすんだ。
駅員の手だけが見えた。
白い手袋をした手だった。
ちょっと長くなるが、木の改札が残ってる駅自体は地方私鉄ならまだ珍しくない。
ただ、終電後に普段見えてない改札が見えるという点が変。
改札跡を塞いでいた壁やシャッターを、眠気で見間違えた可能性もあるが、路線図の駅名が読めない話とつながるなら廃止された連絡通路の類かもしれん。
>>30
こっちにはそんなのないわって言いたいけど廃線跡だけはやたらある
草に埋もれたホームとか普通にある
駅員の手は、切符を持っていた。
昔の硬い切符だった。
端に小さい穴がひとつ開いていた。
俺は受け取ってしまった。
指先に紙の感触はあった。
でも手袋の向こうは、やはり透けていた。
受け取るなwww
イベントアイテム拾ったらフラグ立つお
硬券ってまだイベント販売であるぞ
ライブ遠征でローカル駅行くと記念に売ってる
ただ深夜に透明駅員から渡されるのは知らん
>>33
切符の行先kwsk
発駅とか日付とかある?
見た。
左上に駅名があった。
たぶん今いる駅の名前だった。
右側に行先が印字されていたが、そこだけ読めなかった。
文字はある。
黒いインクもある。
ただ、読む前に別の文字に入れ替わる感じだった。
行先が読めない切符とか乗ったら戻れないやつじゃん
東京モンには分からんだろうなと言いたいがこれは田舎でも嫌だわ
長文スマンが、硬券で行先部分だけ読めないなら印刷が薄い、摩耗、湿気で滲んだ、の三つが現実的。
ただ「文字が入れ替わる」は物理的な劣化とは違う。
もし記憶が混線しているなら、OPが知っている駅名と知らない駅名を脳内で補正しようとして失敗している可能性がある。
>>39
要するにだなまで言えお
長文兄貴のアイデンティティだお
>>40
要するにだな、存在しない駅名を見てるんじゃなくて、存在していたけど今は使われてない名前を見てる線がある。
旧線、臨港線、貨物線、鉱山鉄道、軍用引込線あたり。
乗客向けの路線図に出ない線なら、知らなくても不思議ではない。
駅員は言った。
「そちらは、もうすぐ参ります」
俺は始発はまだ何時間も先だと言った。
「今の線ではありません」
そう返された。
改札の向こうは通路だった。
蛍光灯が一本だけついていた。
3行でまとめると
始発とは別
今の線じゃない
改札の向こうに通路
「今の線ではありません」は普通にいいフレーズ
バンド名なら売れる前から聴いてたって言える
連絡線って言い方が嫌だな
人をつなぐじゃなくて別の時代につなぐみたいな感じする
OP生きてる?
寝落ちでもいいから切符の写真だけ頼む
写真は撮ろうとした。
スマホを向けたら、画面の中だけ切符が白く飛んだ。
券売機や床は写っている。
俺の指も写っている。
切符だけが、白い長方形になった。
証拠だけ拒否るタイプのやつきたお
昔の洒落怖の文法だお
ちょっと長くなるが、スマホで白飛びするなら反射か露出の問題でも説明はできる。
硬券の表面が妙に光沢を持っている場合、暗所でカメラが補正して飛ばすことはある。
ただ紙の切符でそこまで飛ぶのはあまり聞かないから、可能なら明るい場所で再撮影してほしい。
>>50
冷静すぎて逆に怖い
でも廃線の候補出してくれるの助かる
くぐった。
木の柵の横に、狭い入口があった。
通るとき、駅員が小さく頭を下げた。
その瞬間だけ名札が見えた。
名字ではなかった。
フルネームだった。
フルネーム名札は会社員でもあんまり見ないお
それ誰の名前だお
父の名前だった。
死んだ父の名前だった。
漢字も同じだった。
読み間違いではないと思う。
父は鉄道関係の仕事をしていない。
長文スマンが、ここで父親の名前が出るなら廃線そのものより家族史の話に寄ってくる。
同姓同名の可能性は残るが、OPがフルネームを見て即座に父と判断したなら偶然で片付けるには弱い。
切符の読めない行先と名札の読めた名前が対になってる感じがする。
続き書く。
改札を抜けるとホームだった。
さっきまで雨の音がしていたのに、そこだけ完全に無音だった。
靴底が濡れたコンクリを踏む感触はある。
でも足音がなかった。
今北産業
切符の行先が写らない
駅員の名札が父親の名前
改札抜けたら無音ホーム
無音のホームとか地雷率高すぎ
アプリでも沈黙長い男はだいたい事故物件だけどこれは次元が違う
ちょっと長くなるが、音がないというのはかなり重要だと思う。
雨音や環境音だけ消えて、自分の体感だけ残っているなら、場所の移動というより認識の切り替わりに近い。
要するにだな、駅の中にいるというより、駅に似た別の条件の空間に入った可能性がある。
ホームの電灯は点いていた。
古い白い蛍光灯だった。
線路の向こうは真っ黒で、住宅も道路も見えなかった。
時刻表には始発の時刻だけが貼られていた。
4時44分だった。
4時44分はやめろ
今配信中なんだがコメント欄の空気まで冷えたわ
4:44発の限定レイドとか絶対帰還不可イベだろ
課金は投資だろって言ってもこれは買っちゃダメなチケット
ベンチに座ろうとした。
その前に、人がいることに気づいた。
ホームの端、白線の内側に数人が並んでいた。
最初は影だと思った。
3行でまとめると
始発4:44
ホーム無音
影みたいな客が並んでる
もう満貫
目が慣れると、人だった。
ただ向こうの柱が透けて見えた。
服の輪郭だけが薄く残っている感じだった。
全員、同じ方向を向いていた。
透明な客の列とか怖すぎ
でも全員ちゃんと並ぶの日本人のスペック出てて嫌だ
長文スマンが、透明な客が列を作っているのは電車を待つ動作が残っているということだと思う。
幽霊という言い方をすると雑になるが、行き先のある人たちではなく、乗る行為だけを繰り返している可能性がある。
OPが同じ列に入ったかどうかでかなり意味が変わる。
列には入らなかった。
ベンチの横に立っていた。
切符は手に持ったままだった。
透明な客の一人が、少しだけ首を動かした。
俺を見た気がした。
列に入らなかったのえらい
推しがホラゲで列に並んで即死してたからそれ正解ムーブだわ
駅員がホームに来た。
歩いているのに足音がなかった。
制服の輪郭は見える。
顔はまだ薄くて、目鼻だけが水に溶けたみたいだった。
手に小さな紙袋を持っていた。
ここまでのまとめ
OP、父親名札の駅員に改札通される
4:44始発の無音ホーム
透明な客の列と紙袋持った駅員登場
紙袋はクエスト報酬か呪い装備だろ
リアルはクソゲー、受け取り拒否コマンド用意しとけ
駅員は俺の前で止まった。
それから紙袋を両手で差し出した。
忘れ物です、と言った。
声は聞こえた。
でも耳ではなく、頭の中に直接置かれた感じだった。
ちょっと長くなるが、忘れ物という言葉はここで急に現実的すぎる。
切符、名札、始発、透明な客は全部向こう側の記号っぽいのに、紙袋だけ生活感がある。
父親の名前と結びつくなら、OP本人ではなく父親が残した何かを返しに来ている流れに見える。
忘れ物ですって言い方が無理
元カレが置いてった歯ブラシ返すテンションじゃないんよ
受け取った。
紙袋は乾いていた。
雨の湿気も、駅の古い匂いもしなかった。
中には腕時計が入っていた。
父が死ぬ前に使っていた時計だった。
腕時計きた
父の名札→父の忘れ物→始発4:44
伏線つながり始めてる
これ切り抜き見てこい案件じゃなくてガチで寝れないやつ
時計まだ動いてた?
時計は止まっていた。
針は4時44分を指していた。
ただ、秒針だけが少し震えていた。
父の葬式の日、母が探していた時計だった。
長文スマンが、これはかなり嫌な対応関係になっている。
始発の時刻と時計の停止時刻が同じで、しかも葬式の日に失くなった物なら、駅員は父親本人ではなく父親に関わる記憶を運んでいるのかもしれない。
切符が白く飛ぶのも、行先が読めないのではなく、OPがまだ読む資格を持っていないという解釈ができる。
資格未達で表示ロックか
ギルマスがさぁ、未開放マップ突っ込んで戻れなくなったの思い出した
駅員は時計を見て、頷いた。
もう間に合います、と言った。
何に間に合うのか聞いた。
駅員は答えなかった。
代わりに、線路の奥を見た。
kwsk
父親いつ亡くなった?
駅とか電車に関係ある亡くなり方じゃないの?
父は病気で死んだ。
駅ではない。
事故でもない。
ただ死ぬ前の日、俺は病院へ行かなかった。
その日、父から電話があった。
俺は出なかった。
それはしんどい
アプリ疲れたとか言ってる場合じゃなかった
でも乗ったら謝れるとか思わせるの一番危ないやつ
要するにだな、ここでいう始発は朝の電車ではなく、やり直しの入口として提示されている可能性が高い。
ただしこういう話でやり直しが無料だったことはほとんどない。
OPが父親に会いたい気持ちを利用されている構図に見える。
線路の向こうから光が来た。
音はなかった。
風もなかった。
透明な客たちは一斉に姿勢を正した。
誰も話さなかった。
音ない電車ほんと無理
今同時視聴中なんだが画面よりこっち見てる
電車は古い車両だった。
緑とクリーム色の、写真でしか見たことがないような色だった。
扉が開いた。
中は明るかった。
座席に、父がいた。
3行でまとめると
父の時計が4:44で停止
無音の始発到着
車内に父親
OP絶対乗るな
乗車ボタン押すな
それ片道チケットだろ
課金は投資だろでも命課金は返金不可
父は若かった。
俺が小学生の頃の父だった。
窓越しにこちらを見ていた。
口が動いた。
聞こえなかったが、名前を呼ばれたと思った。
これ誘導うますぎて地雷どころじゃない
会いたい相手の一番いい頃の姿出すの反則
駅員が横に立った。
お乗りになりますか、と言った。
俺は断った。
声が出なかったので、首を横に振った。
その瞬間、透明な客たちが全員こちらを見た。
長文スマンが、ここで拒否できたのは大きい。
列に入らない、切符を使わない、乗車を拒む、の三段階で境界線を引いている。
ただ透明な客が全員見たということは、OPはすでに客として扱われかけていた可能性がある。
駅員の顔が濃くなった。
父の顔ではなかった。
俺の顔だった。
正確には、少し年を取った俺の顔だった。
駅員は笑っていなかった。
ここでOP似の駅員は怖すぎる
父の迎えじゃなくて未来のOPが駅員側にいるってことか?
誰か整理してくれ
そのあと電車の灯りが一段暗くなった。
駅員は俺の顔のまま、切符をお返しします、と言った。
俺は受け取らなかった。
手を引っ込めた。
扉が閉まった。
受け取らなかったの偉い
ここまで全部選択肢ミスったら終了系じゃん