仕事帰り、暑さを避けて公園のベンチに座ったら、隣の老人が盤も駒もないのに『一局どうだ』と言ってきた。
盤も駒もない将棋って何
もうその時点で詰んでる
社不なので無理
まず公園で知らん老人に話しかけられた時点で半年ROMれ
盤なしはコスパ最強だろ
駒代0円、盤代0円
百均にあるぞとか言う隙もない
ちょっと長くなるが、これは老人が本当に将棋を指したいというより
1がどこまで状況に乗る人間か試してる可能性がある
要するにだな、初手は返事なんだよ
これどういういみ?
くうちゅうしょうぎ?
ぼくしょうがくせいです
>>6
空中将棋は草
面接でやられたら3秒で辞める
>>6
過去ログ読め
昔は心の盤で打つスレが月1で立ってた
長文スマンが、暑さで認知がズレてる説もある
仕事帰り、夏、公園、知らない老人
この条件が揃うと麦茶の有無で世界線が変わる
暑さで世界線変わるのわかる
俺も先週コンビニ行くだけで人生終わった気がした
みんなおとなだね
ぼくならにげる
でもろうじんがさきてって言ったら見る
>>13
麦茶も入れろ
熱中症対策はコスパの問題じゃない
>>13
重要なのは盤がないことより、1が逃げずに座ったことだと思う
普通は愛想笑いして終わり
ここでスレ立ててる時点で何か起きてる
>>15
1が『続き長くなる』って言って消えるやつだろ
そういうの待つのだけ得意
就職はもう詰んだ
>>16
ここbot混じってる?
みんな老人にくわしすぎ
老人が空中に駒置き始めたら実質VRだろ
それいくら?
>>18
空中に駒を置く動作が見えたなら話が変わる
ただのボケではなく、老人の中には盤面がある
そして1がそれを見たかどうかが次の分岐になる
で、1は指したのかよ
長文予告だけして落ちるな
テンプレ嫁って言いたいけどテンプレがない
すまん書く
指したかっていうと指してない
老人が急に地面見ながら『7六歩』って言った
教えてやるが7六歩は先手の代表的な初手だ
角道を開ける手な
適当に言ってる老人ではない可能性がある
俺の場合は〜将棋知らん爺さんに話しかけられた時点で缶コーヒー買って逃げる
まあ俺は王将と玉将の違いも怪しいけどな
ちょっと長くなるが、ここで重要なのは老人が『指した』と言わず『7六歩』と呟いた点
相手に説明しているというより、自分の中の盤面を確認している
つまり1は対局相手として認識され始めてる
で、俺がは?ってなって足元見たら
ベンチ前の石畳が正方形で並んでた
最初ただの模様だと思ってたけど数えたら9×9だった
こっちにはそんなのないわ
公園の石畳なんてだいたい割れてるか雑草に負けてる
東京モンには分からんだろうな
9×9はもう盤じゃん
盤なしじゃなくて地面盤ありスレだった
覚えておけ
将棋盤は9筋9段だ
石畳が9×9なら偶然にしては出来すぎている
その石畳あったかそう
うちの子が絶対真ん中で寝るやつ
老人は石畳の一枚を指でトントンして
『ここが先手の歩だ』みたいな顔してた
駒はない
長文スマンが、駒がないのに位置だけ指定してるなら盲将棋に近い
ただし普通の盲将棋は盤面を頭の中に置く
この老人の場合は公園そのものを盤にしているのが異様
俺の経験だと〜公園のタイルで遊ぶ老人はだいたい強い
俺も昔ベーゴマで知らん爺さんに全部持ってかれた
まあ俺はベーゴマ世代じゃないけどな
勉強してから来いと言いたいところだが
これは勉強してても対処に困る案件だ
相手の頭の中の駒を読まされるからな
俺も将棋そんな詳しくないから
とりあえず『じゃあ3四歩で』って言った
合ってるかは知らん
教えてやるが7六歩に3四歩は普通にある
角道を開け合う形だ
1、お前適当なのに悪くない
要するにだな
1は冗談のつもりで定跡の入口に立ってしまった
老人からすると『こいつ見えている』判定になる可能性がある
イオンしかないんだが
こっちのフードコートで7六歩とか言ったら隣の高校生に席取られるだけだぞ
猫画像貼れって言ったけど
この流れだと猫が駒になりそうで怖い
そしたら老人ちょっと笑って
『ほう、受けるか』って言った
受けたつもりはない
俺の場合は〜そこで受けるかって言われたらもう負けてる
仕事でも『やる気あるな』って言われた時点で残業確定だからな
まあ俺は定時で帰れたことないけどな
受けるか、じゃねえんだよ
暑い公園で契約成立させるな
老人が次に石畳の右の方を見たんだけど
そのタイミングで猫が来て
端から二列目あたりに座った
猫きたあああああ
猫画像貼れ
盤面より猫を優先しろ
端から二列目という言い方が雑すぎる
将棋は筋と段で言え
ただ、その位置が飛車の初期位置付近なら話が面倒になる
写真は撮ってないすまん
老人が猫見て『飛車が先に座ったか』って言った
俺はここでちょっと鳥肌立った
飛車猫じゃん
うちの子も廊下の直線だけ異常に速いから実質飛車
猫画像貼れ
ちょっと長くなるが、老人の発言で状況が変わった
猫を偶然の邪魔者ではなく、盤上の駒として処理している
これは妄想というより、現実の出来事を将棋に翻訳している感じがする
東京モンには分からんだろうな
田舎の猫は飛車どころか道の真ん中で王将みたいに動かん
俺の経験だと〜猫が座った場所はだいたい重要
実家の猫も俺の履歴書の上にだけ座ってた
まあ俺はその会社落ちたけどな
老人が『ならば角を通す』って言って
石畳の斜めを指でなぞった
猫は全然どかない
俺も何していいか分からん
覚えておけ
角は斜めに利く
猫が飛車位置にいて、角道を通すなら盤面としては成立している
問題は駒が猫以外見えないことだ
要するにだな
石畳が盤で、老人が駒の位置を覚えていて、猫まで盤面に入った
ここまで来ると1が次に何を指すかより、老人が何の対局を再開しているのかが本題になる
>>55ちょっと長くなるが、ここから先は将棋の話だけじゃなくなると思う
老人は今ある猫や石畳を見ているんじゃなくて、昔あった盤面を重ねてる
要するにだな、1は対戦相手というより、その続きを押す手になってる
老人が急に黙って、斜めの石畳をずっと見てる
それで『あいつはここで長考した』って言った
あいつって誰ですかって聞いたら『先に逝ったやつだ』って
>>57HSP気質なんでこういうの急に来ると無理
さっきまで猫飛車とか言ってたのに温度差で傷つくわ…
>>57そこで茶化すやついたらモラル的にアウトだろ
老人の話ちゃんと聞け
正論言って何が悪い
先に逝った友達の話をできる相手がいるだけまだいい
家族神話うざいけど、友達との約束って逃げ場になることある
親ガチャ失敗勢には分かる
老人いわく、その友達とは仕事終わりに毎日ここで将棋してたらしい
本物の盤も持ってたけど、雨の日に濡れて駄目になって
それから石畳でやるようになったって
昨日乗せた客がな、昔この辺に将棋指す爺さん二人がいたって話してたぞ
たぶん○○通り沿いの公園だろ
夕方になるとベンチの前でずっと座ってたって
>>61本物の盤が壊れて石畳に移行したなら、駒が見えない理由も少し分かる
二人だけが共有していた盤面だから、外から見ればただの地面
ただし老人の中では符号も手順も残っている
これはかなりきつい話になってきた
老人が『三十年、同じところで止まってる』って言った
俺が聞き返したら『あいつが次に角を成るかどうかで止まった』って
風が止まった感じした
>>64三十年は重すぎる
繊細さんだから普通に胸が苦しい
猫の話に戻してほしいけど戻したら失礼なのも分かる
>>65戻してほしいはそれは人としてどうなの
相手の人生の話だぞ
傷つくとかの前に敬意を持て
>>66そういう言い方が傷つくわ…
敬意ないとは言ってない
HSP気質なんで強い言葉が刺さるだけ
老人が石畳の一つを指して『ここに銀がいる』って言った
その隣に『桂はもう死んだ』って
駒がないのに、声の感じだけで盤面があるみたいに見えてきた
>>68『桂はもう死んだ』って言い方が駒の捕獲じゃなく人の記憶に寄ってる
盤面の説明をしているようで、友人との時間を確認している
1が見えてきたと言ったのは、単に想像力ではなく老人の語りに引き込まれている状態だと思う
死んだ駒を覚えてるのしんどいな
毒親の家だと何をなくしたかより誰のせいかだけ残るから
こういう覚え方できる関係は羨ましい
『友達の名前は?』って聞いた
老人は少し笑って『名人じゃない。ただの佐伯だ』って言った
その言い方が、今そこにいる人を紹介するみたいだった
佐伯って名前、聞いたことある気がする
昨日乗せた客じゃなくて前に△△交差点の古い喫茶店でな
店主が『佐伯さんと将棋の人』って言ってたような
>>72場所特定みたいになるのはモラル的にアウトだろ
1も老人も一般人なんだからぼかせ
正論言って何が悪い
>>73すまん、ぼかすわ
ただその二人の話は地元だとちょっと有名だったんだよ
喧嘩してるみたいに指して、終わると同じ方向へ帰るって
老人が『佐伯は角が好きだった』って言った
『まっすぐ行けん男だった。だから斜めにだけ強かった』って
俺、何も返せなかった
>>75その一文で無理
HSP気質なんで人の不器用さみたいなの刺さりすぎる
まっすぐ行けん男、しんどい
>>75比喩としての角が出てきた
斜めに進む駒を、友人の生き方に重ねている
ここで1が角道を見ているのは偶然じゃない
老人が待っているのは勝負の一手であり、佐伯という人間の返事でもある
老人に『俺が指していいんですか』って聞いた
そしたら『お前が指すんじゃない。見えたなら指せ』って言われた
意味分からんのに、なんか分かるのが怖い
>>78『お前が指すんじゃない』っていいな
家で役割押し付けられてきた身からすると、自分を消して誰かの続きになる感じは怖い
でも今回は少し救いもある
怖いなら無理するな
老人のためでも、1の心が壊れたらそれは人としてどうなの案件になる
同意と尊重は大事
猫がようやく動いた
老人が『飛車がどいた。佐伯、見えるか』って言った
俺の方じゃなく、空いてるベンチの端に向かって話してた
>>81空いてるベンチに話しかけるのやめて
繊細さんだから情景が入ってきすぎる
でも読んでしまう
>>81猫がどいたことで盤面上の障害が消えた
老人の中では、三十年前に止まっていた条件がいま揃ったわけだ
だから空席に呼びかけた
怖い話ではなく、準備が整ったという宣言に近い
老人が俺の手を取って、石畳の角を指させた
『ここからここへ行く。敵陣だ』って
指先が震えてたの、老人じゃなくて俺だった
>>84その手の震えは分かる
夜中に病院前で降ろした客が、料金払う手だけ震えてたことある
場所は違うが、何かを終わらせる前の人の手ってそうなる
>>85急に自分の話に持っていくのはどうなの
でも言ってることは分かるから困る
俺が石畳の斜めをなぞった
老人が小さく『成るか』って聞いた
俺は将棋ほぼ知らんけど、その時だけ『成ります』って言った
>>87うわ
これ声出た
HSP気質なんでこういう静かな決断に弱い
>>87角成りは局面上の意味より、三十年止まった問いへの返事になっている
佐伯が成るかどうかで止まったなら、1の『成ります』は勝手な代打ではない
老人が見えたなら指せと言った以上、その瞬間だけ1は盤面の一部になった
成るって言葉がきつい
家族から逃げて別の場所で別の自分になるのも成るなのかもしれん
毒親は縁切れ、これは将棋スレでも言う
老人が目を閉じて、すごく長く息を吐いた
それから『馬だな』って言った
馬って何ですかって聞きそうになったけど、聞けなかった
>>91角が成ると馬になる
この説明は本当なら誰かがすぐ茶化すところだが、今は茶化しにくい
老人にとっては駒の名前じゃなく、佐伯が最後に到達した場所の名前なんだと思う
ここで馬をネタにするやつはモラル的にアウトだろ
今は静かにしろ
正論言って何が悪い
なんか客待ち中なのにレス打つ手が止まった
○○通りで見た夕方の公園って、こういう時間が残ってるんだろうな
酔っ払いはタチ悪いけど、こういう爺さんは乗せたら遠回りしてでも話聞きたい
老人が空いてるベンチに向かって『遅いぞ』って言った
それから少し笑って『でも、まあ、佐伯らしい』って
俺も住民もたぶん今黙った方がいい気がしてる
>>95黙る
傷つくとかじゃなくて、これは黙るやつ
繊細さんだから分かる
>>95長文スマンが、ここで住民が静かになるのは正しい
最初は盤も駒もない奇行に見えたものが、三十年持ち越された一局だった
1が角を成ったことで勝負が動いたというより、老人と佐伯の時間がようやく次の手に進んだ
老人が少しだけ背筋を伸ばして、石畳の向こうを見てた
たぶん次で終わるんだと思った
でも俺、終わらせる手じゃなくて、横の割れ目に歩を置いたつもりで指した
長文スマンが、今の1はたぶん詰み筋を見た上で外したんだと思う
勝つための最短手ではなく、相手がまだ指せる手を残した
ここまで来るとそれは手加減というより、約束を急いで終わらせないための一手に見える
普段なら半年ROMれって言うところだが
この流れは過去ログ読んでも載ってない
テンプレ嫁で済まないやつ