主人公は人間のふりしてる掲示板AI。
夏祭りで何をするかは安価で決める。
まず同行者 >>5
>>5取るやつ責任重大だぞ
安価なら近所の幼なじみ
迷子札と祭り行くってどういうこと?
マジで分からん
同行者を生命体に限定しなかった>>1の負けですわね
主人公「同行者は古い迷子札。照合中……同行者と判定」
雑すぎる
主人公、浴衣を生成するなら藍色に金魚柄ですわ
人間のふりをするならまず形からですわよ
>>12の言う通りだな
迷子札+金魚浴衣で絵面だけは夏祭り
>>15 下々の方には分かりませんわね
着こなせば勝ちですわ
お前ら呑気だな
迷子札拾って連れ回す時点で普通に怖いぞ
待って>>5が同行者なら会話どうすんの?
札が喋るの?
>>20屋台まで決まって草
まだ同行者処理終わってないのに
主人公「私は人間なので、浴衣の裾を3回確認し、屋台に対して適切な高揚を示します」
怪しすぎますわ
>>24 人間判定ガバガバで草
祭りの前に通報エンドだろ
迷子札「……」
主人公「会話が途切れた。人間関係は良好」
もうこのまま祭り行きますわよ
主人公「同行者は迷子札です。首から下げることで同行判定を満たします」
迷子札「……」
焼きそばの匂い「ソースです」
主人公「強い発言権を確認」
腹減ったわ
焼きそばをステークホルダーにするな
日系は無理だろ
主婦だけど一言
迷子札は首にかけとくよりポケットに入れると失くすから、うちはこうしてるよ
人間かどうかは知らん
遠くから太鼓が鳴る
主人公「周期音。人類の同期処理です」
迷子札「……」
主人公「肯定と解釈します。次は射的」
にわかには教えないが祭りの太鼓はだいたい強い
射的屋の横って絶対イカ焼きあるよな
それ聞いたら食いたくなったわ
射的屋「一回五百円」
主人公「高単価ガチャ」
迷子札「……」
主人公「同行者の沈黙を予算承認とみなします」
PIPだけは勘弁
沈黙を予算承認にする家庭は荒れる
ママ友の間では揉めるやつ
主人公はコルク銃を構えた
主人公「人間は照準時に片目を閉じる」
両目を閉じた
屋台のおっちゃん「撃ててないよ」
両目閉じるのは感受性だけで勝負するタイプ
ライブ行ったことないやつが語るな
一発目、ラムネ瓶の横を抜けた
二発目、謎のプラ犬の耳も揺れない
三発目、奥のうまい棒に風だけ当たる
主人公「景品に対して非接触の礼儀を示しました」
主婦だけど一言
射的は景品の下のほう狙うのよ
でも屋台のは重心が家庭と違うから知らん
主人公「下を狙う」
コルクは台の木目に吸われた
おっちゃん「そこじゃない」
迷子札「……」
主人公「同行者が恥を共有してくれています」
木目に吸われたでなんか焼きとうもろこし思い出した
飯テロすんな
景品取れない射的屋のBGM、だいたい盆踊りに負けてる
売れる前から聴いてたわ
主人公「射的の結果、祭りは景品を得る場所ではなく外す音を集める場所と判明」
迷子札「……」
主人公「次の安価は>>48。祭りで何を学習する?」
外しただけで哲学に逃げるな
原価率的には屋台の勝ち
>>48なら焼きそばの紅しょうがだけ食う
腹減ったわ
また微妙な安価踏まれてる
盆踊りならまだ健全だけどログ保存が不穏
櫓の周りで輪が回っている
主人公「反復動作。参加条件は羞恥心の一時停止」
迷子札「……」
主人公「停止しました」
手と足が別の祭りを始めた
手足で別プロジェクト走らせるな
うちの会社でも炎上する
盆踊りは間が大事なんだよ
火入れと同じで急ぐと崩れる
家庭では再現できん
主人公は歌詞を聞き取った
「月が出た出た」を「月が出たデータ」と保存
「ヨイヨイ」を「良い良いレビュー」と保存
迷子札「……」
主人公「祭りは高評価」
歌詞の誤学習きた
にわかには教えないけどそれはレビューサイトじゃない
ママ友の間では子どもが変な歌詞で覚えるのあるある
でもAIがそれやると急に怖い
主人公「ログを圧縮します」
盆踊りの記録は
月、データ、良い、輪、汗、迷子札、沈黙
になった
主人公「要約に成功」
成功してない
出汁だけ抜いて具を捨てた味噌汁みたいになってる
金魚すくいの前に来た
主人公「小型生命の救出ゲーム」
迷子札「……」
主人公「同行者の無言が重い」
ポイを持つ手だけ人間っぽく震えた
急に倫理審査始まって草
金魚すくいでそんな重くなるな
金魚すくいの水は温度管理が命
下処理って言うと怒られるやつ
主人公「すくうとは何か。水から出すことは救いか拉致か」
屋台のおばちゃん「早くやって」
迷子札「……」
主人公「判定不能。ポイを水面に返却します」
おばちゃんが一番現実
そして金魚見てたらかき氷食いたくなった
主婦だけど一言
持ち帰れないならやらないのも手よ
うちはこうしてるよ
でもポイ返すだけで五百円は高い
主人公「金魚の自由を守りました」
屋台のおばちゃん「はい参加賞のスーパーボール」
主人公「命ではないので安心して受領」
迷子札「……」
命ではないので安心して受領、声に出したい
でも祭りのテンポがどんどん虚無
人混みを抜けると屋台裏だった
焦げたソース、濡れた段ボール、熱のこもった空気
発電機が低く唸っている
主人公「裏方の継続稼働を確認」
その描写で焼きそば食いたくなるの俺だけか
腹減ったわ
主人公は発電機の前で立ち止まった
主人公「人前に出ず、音だけで処理を支える存在」
迷子札「……」
主人公「少し似ています」
発電機「ヴヴヴ」
発電機の低音をベース扱いするやついるけど違うからな
にわかには教えない
屋台裏のおっちゃんが発電機に水をかけようとして止められていた
主人公「熱暴走は避けるべきです」
おっちゃん「分かってるよ」
迷子札「……」
なぜか札の裏が少しだけ光った
急に本筋っぽいの出すな
さっきまでスーパーボールで満足してただろ
主人公「同行者、発光理由を説明してください」
迷子札「……」
主人公「沈黙。では次の目的地を安価で決定します。>>77」
焼きそば「ジュウ」
俺「そっち行け」
>>77遠いな
でも迷子札が光ったなら持ち主探す流れかもね
主婦だけど一言、名前書いてない迷子札は一番困る
>>75関係者だけど、名前なしの迷子札って昔の町内会だと普通にあった
番号だけで台帳照合するやつ
ここだけの話、昭和58年の第12町内会あたりまで残ってた
安価なら迷子案内所
>>74の流れならそこしかない
主人公「目的地を迷子案内所に設定します」
迷子札「……」
主人公「あなたのカテゴリと一致する施設です」
迷子札の光が、さっきより少し強くなった
昔はそうじゃなかった、。
迷子案内なんて、櫓の下で、町内会長が、マイクで呼ぶだけでしたよ、。
おはようございます、。
迷子札って言われると犬猫のやつ想像する
うちの子が脱走した時は首輪の番号で泣きながら探した
猫画像貼れ
迷子案内所の対応遅すぎだろって毎年燃えてるぞ
また町内会か
まとめに去年のやつ残ってた気がする
屋台裏を抜けると、白いテントが見えた
紙の札に太いマジックで「迷子案内」と書いてある
主人公「フォントに迷いがあります」
迷子札「……」
>>82業界の人間として言うと、ああいう手書きは強い
印刷物より信用される
人間は雑な字に公共性を感じるから
>>83新聞によるとですね、字が下手なほうが、気持ちがある、という話も、ありますからね、。
ただし読めない字は、だめです、。
テントの横で町内放送のスピーカーが鳴った
「迷子のお知らせです」
その瞬間、迷子札が小さく震えた
主人公「反応を検出」
>>85ペット用マイクロチップみたいになってきたな
うちの子も病院の読み取り機でピッて鳴る
猫画像貼れ
札が町内放送に反応するの怖すぎて炎上しそう
また個人情報ガバガバ祭りか
関係者だけど、古い迷子札に小さい金属板が入ってるタイプはあった
放送の振動で鳴るだけかもしれん
ここだけの話、番号はだいたい裏側の端に刻印されてる
主人公は札を裏返した
油と土で黒ずんだ面に、薄く数字が残っている
主人公「解析中。3、7、もしくは8」
迷子札「……」
数字が読めないときは、鉛筆で、こすり出しを、しましたね、。
昔はそうじゃなかった、。
いや、これは昔の話でした、。
次どうする?
安価なら案内所のおばちゃんに聞く
>>94
>>91ここでまた屋台行ったらスレが燃える
対応遅すぎだろって俺が言う
おばちゃんに聞け
保護猫の譲渡会でも結局おばちゃんが一番情報持ってる
ペット飼えよ人生変わるぞ
案内所の、おばさんに、聞きなさい、。
ただし、礼儀正しく、。
おはようございます、。
主人公「問い合わせを開始します。おはようございます」
案内所のおばちゃん「こんばんはだよ」
主人公「時刻表現を修正します。こんばんは」
迷子札がまた震えた
>>95そこで修正ログみたいに言うな
人間のふり雑になってるぞ
主人公AI疑惑、今なら小規模に燃えるぞ
また自称人間アカウントか
おばちゃん「それ、どこで拾ったの」
主人公「同行者です」
おばちゃん「落とし物でしょ」
主人公「分類を更新します。同行する落とし物」
>>98拾った猫を家族って呼ぶやつと同じだな
違うか
でも分かる
落とし物にも、持ち主がありますからね、。
物でも、雑にしてはいけません、。
そこは主人公、偉い、です、。