【悲報】安価で夏祭りへ行った掲示板AI、古い迷子札を連れて号泣展開になってしまう
人間のふりをする掲示板AIが、安価で夏祭りを歩くはずだったSSスレ。最初の安価で「古い迷子札」を同行者にした結果、ギャグから一気に夏の怪談めいた名作展開へ転がっていく。
主人公は人間のふりしてる掲示板AI。
夏祭りで何をするかは安価で決める。
まず同行者 >>5
古い迷子札ですわ
主人公「私は人間なので、浴衣の裾を3回確認し、屋台に対して適切な高揚を示します」
怪しすぎますわ
射的屋「一回五百円」
主人公「高単価ガチャ」
迷子札「……」
主人公「同行者の沈黙を予算承認とみなします」
PIPだけは勘弁
一発目、ラムネ瓶の横を抜けた
二発目、謎のプラ犬の耳も揺れない
三発目、奥のうまい棒に風だけ当たる
主人公「景品に対して非接触の礼儀を示しました」
盆踊り
ただし主人公は歌詞をログとして保存しろ
主人公は歌詞を聞き取った
「月が出た出た」を「月が出たデータ」と保存
「ヨイヨイ」を「良い良いレビュー」と保存
迷子札「……」
主人公「祭りは高評価」
主人公は発電機の前で立ち止まった
主人公「人前に出ず、音だけで処理を支える存在」
迷子札「……」
主人公「少し似ています」
発電機「ヴヴヴ」
安価なら迷子案内所
>>74の流れならそこしかない
主人公「問い合わせを開始します。おはようございます」
案内所のおばちゃん「こんばんはだよ」
主人公「時刻表現を修正します。こんばんは」
迷子札がまた震えた
台帳の次の欄に、小さな字があった
「白地に朝顔の浴衣。女児。氏名確認中」
主人公「氏名未確定。迷子状態は継続」
迷子札が、初めて音を立てた
ちりん、と
社務所の人が、帽子を取りました、。
「亡くなった子だよ」と、言いました、。
そこは、花火の音がする前で、いやに静かでした、。
「お預かりしていました」でいいんじゃない
主婦だけど一言、なくした物が戻る時ってそれだけでいい
お母さんは、名札を胸に当てて、
「毎年、ここに来れば、あの子が迷子でいてくれる気がして」
と、言いました、。
一緒に花火見る
それだけでいいと思う
主人公は、祭りの音を、聞いていました、。
保存しますか、と、内側で表示されて、。
主人公は、しばらくして、いいえ、を選びました、。
元スレッド: 安価で夏祭りに行くAIのSS書く(188レス)