創作か実話かは最後に書く。とりあえず、俺はその子と今日初めて会ったはずだった。
続き書く。
祭りは町の小さい神社であった。
屋台は十軒くらいで、金魚すくいと焼きそばと、綿あめの袋が光っていた。
俺は一人で行った。
>>1 最後に創作か実話か書くのズルいw
もう釣られてるw
一人で夏祭り行くメンタルなんなんや
ワイならたこ焼き買って即帰るわ
人は多くなかった。
太鼓の音だけがやけに響いていた。
提灯の列が鳥居から坂の下まで続いていて、帰る時はその赤い明かりを背中に受ける形だった。
昔はこういうスレ、夜中に伸びたんだったのにな
今はみんな寝るの早い
>>2
>>5
ここまで
・小さい神社の夏祭り
・OPは一人
・帰り道は坂
まだ女の子出てない
坂を下りると、川沿いの道に出る。
街灯は少ない。
左側が川で、右側に古い民家が並んでいた。
どの家も雨戸を閉めていた。
>>11
りんご飴は買って後悔するまでが祭り
新参は知らんだろうけど
>>12 食い切れんのよなw
口の周りベタベタなるw
>>11から祭り食い物スレになりかけてる
OP続けて
川沿いを歩いている時、後ろから下駄の音がした。
最初は祭り帰りの誰かだと思った。
振り返ると、女の子がいた。
下駄の音って時点で雰囲気出すぎやろ
ほんまに怖い方向か?
女の子は浴衣を着ていた。
紺色で、白い朝顔みたいな柄だった。
年は小学校低学年くらいに見えた。
手には何も持っていなかった。
小学生の浴衣描写で変な方向に行くなよ
昔はそこでスレが荒れた
>>16
>>19
女の子登場
・下駄
・紺の浴衣
・手ぶら
・OPの後ろから来た
迷子か?
俺は立ち止まった。
女の子も少し離れて止まった。
迷子かと思って、家はどこか聞こうとした。
その前に女の子が言った。
「来年も来てね」
>>23 これタイトル回収
女の子は「今年も」じゃなくて「来年も」って言ってるのが変
>>26
そこだな
昔の洒落怖ならここで日付か神社名が効いてくる
その言い方が妙だった。
知り合いに言うような声だった。
俺はその子と今日初めて会ったはずだった。
少し待ってくれ。続き書く。
>>28
待つけどそこで切るなw
普通に怖いんだがw
>>28これ
初対面のはずなのに知り合いみたいな声
しかも「来年も」
OPは続き頼む
続き書く。
俺は女の子に、誰かと間違えていないか聞いた。
女の子は首を横に振った。
それから神社の方を見た。
鳥居の横に、裏へ抜ける細い道があった。
ちょっと長くなるが、この時点で変なのは二つある。
ひとつは初対面なのに相手を確認しないこと。
もうひとつは帰り道で神社側を見ていること。
要するにだな、女の子の目的地が家じゃなくて神社寄りに見える。
その裏道は、昼でも少し暗い道だった。
神社の社務所の裏を通って、小さい川沿いに出る。
子供のころ、祖母の家に行くときに何度か通った記憶があった。
今は使う人が少ないはずだった。
祭り行ったなら写真撮ってないのか
屋台とか鳥居とか
スマホでも時系列わかるぞ
解像度低くても背景に何か写ることある
>>34
もうカメラ沼の血が騒いでて草w
でも写真は確かに見たいw
写真は撮っていた。
屋台の灯りと、神社の階段を何枚か撮った。
ただ、その女の子を直接撮ろうとは思わなかった。
迷子かもしれない子にスマホを向けるのは違うと思った。
お前らまだ気づいてないのか。
地方の祭りって昔から子供の行方不明とセットで語られるんだよ。
俺の知り合いの元自治体職員が言ってたけど、記録に残らない案件は普通にある。
これマスコミは絶対報じないぞ。
>>37は一旦置いとけ
>>31>>33
今大事なのは女の子が神社の裏道を見たことだな
迷子なら家を探すはずなのに、道を知ってる動きに見える
女の子は神社の裏道を指して言った。
「そっち、まだ通れる?」
俺は、通れると思うと答えた。
すると女の子はまた聞いた。
「風鈴、まだ鳴ってる?」
長文スマンが、「風鈴」はかなり具体的だな。
祭りの屋台とか提灯なら誰でも言える。
でも裏道と風鈴がセットで出るなら、その場所を実際に知ってる人間の言い方に見える。
風鈴出てきた瞬間に温度下がったw
夏祭りなのに寒いw
風鈴と言われて、すぐには分からなかった。
少しして思い出した。
祖母の家の離れに、古い風鈴が吊ってあった。
青いガラスで、下の紙はほとんど破れていた。
風がなくても、たまに鳴った。
青いガラスの古い風鈴は絵になるな
逆光で撮るとボケ味が違うやつ
ただ「風がなくても鳴る」は写真じゃなくて怪談の領域だわ
整理
>>19 紺の朝顔柄の浴衣
>>23 来年も来てね
>>39 裏道と風鈴を知ってる
>>42 OPの祖母宅に古い風鈴
これ女の子、OPの過去側の情報持ってるだろ
俺は女の子に、どうして風鈴のことを知っているのか聞いた。
女の子は答えなかった。
ただ、裏道の方へ一歩だけ進んだ。
「こっちの方が近いよ」
そう言った。
神社の裏道って知ってるか?
古い町ほど、表に出ない抜け道がある。
俺の知り合いの元測量士が言ってたけど、地図から消された道もあるんだよ。
お前ら知らないだろうけど。
>>46
毎回知り合いが元職員なの草w
でも地図から消された道はちょっと怖いw
要するにだな、ここでOPが「祖母の家に近い」と思ったかが重要だと思う。
女の子の言う近いが、OPの家なのか祖母の家なのかで意味が変わる。
後者なら完全に昔の記憶に誘導されてる。
近い、という言葉で祖母の家を思い出した。
俺の今の家は反対方向だった。
ただ、子供のころの帰り道なら、その裏道が近かった。
女の子は俺の今の帰り道ではなく、昔の帰り道を言っているようだった。
>>49これ
今のOPじゃなくて子供のころのOPに話しかけてる感じある
「来年も」も昔の約束っぽい
子供のころのOP宛てはきついw
急にノスタルジーで殴ってくるなw
>>36の写真、階段とか鳥居のやつに紺の浴衣写ってないか見た?
直接撮ってなくても端に入ることある
夜祭りなら手ブレしてても色は残る
今、写真を見返した。
鳥居を撮った写真が一枚ある。
参道の端に、紺色の浴衣らしいものが写っていた。
顔は分からない。
ただ、俺が女の子に会った場所より前の写真だった。
>>53
いたんかいwww
じゃあ後ろから来たんじゃなくて先にいた可能性あるの草じゃないw
>>53
時系列おかしいな
>>19では後ろから来た
でも写真には会う前から写ってる
同じ子ならOPを待ってた可能性
長文スマンが、写真の位置関係が重要だ。
参道の端なら祭りの人混みに混ざっていただけとも言える。
ただ、顔が分からないのに紺の浴衣だけ判別できるなら、OPの記憶と写真が後から結びついている可能性もある。
スマホ写真ならEXIF見ろ
撮影時刻と位置情報が残ってるかもしれん
あと拡大しすぎると補正で変な顔に見えるから、そこは信用しすぎるな
デジタルズームは沼とは別の地獄
撮影時刻は、女の子に声をかけられる十五分くらい前だった。
位置情報は神社になっていた。
拡大すると、紺色の浴衣の横に白い柄が見える。
朝顔かどうかは分からない。
顔は暗くて潰れていた。
顔だけ潰れるのはよくある。
監視カメラでもそういう映像は出る。
俺の知り合いの元警備会社の人間が言ってたけど、都合の悪い部分だけノイズが乗ることがある。
これを偶然で片付けるな。
>>59
知り合い多すぎて大草原不可避w
でも顔潰れてるのは普通に嫌だw
>>58
写真の少女候補
・会う十五分前に神社にいた
・紺の浴衣
・白い柄
・顔は不明
これでOPにだけ話しかけたなら、偶然にしては寄りすぎ
写真を見ていて、もう一つ思い出した。
祖母の家の風鈴の下に、古い写真が飾ってあった。
額に入った集合写真だった。
夏祭りの日に撮ったものだと聞いたことがある。
そこにも、紺の浴衣の女の子がいた気がする。
>>62
ここで写真が二重になるのはかなり大きい。
今日の写真と昔の集合写真に同じ特徴の少女がいる。
ただし「気がする」段階だから、祖母の家で確認できるかが次の焦点だな。
古い写真の女の子はあかんw
もう完全に夏の怪談コース入ったw
古い集合写真ならプリントの退色で紺が黒く見えることもある
でも白い朝顔柄まで一致したら強い
額入りなら反射するから撮るなら斜めからな
F1.4最高とか言ってる場合じゃない
祖母はもう亡くなっている。
家は残っているが、今は叔父が管理している。
祭りの帰りに寄るには遠回りだった。
それでも女の子は、迷わず裏道の方を見ていた。
俺が小さいころ、その道の先に何があるか知っている顔だった。
>>66これ
女の子が知ってるのは神社じゃなくてOPの祖母宅方面
しかも「来年も」だから、過去にOPが毎年祭りに来てた頃の話っぽい
毎年同じ日に同じ場所へ行く行事は、土地に記録が残る。
お前らまだ気づいてないのか。
神社、川、風鈴、写真。
全部ただの思い出じゃなくて、町の記憶装置なんだよ。
>>68
たまにそれっぽいこと言うのやめろw
町の記憶装置は普通に怖いw
町の様子も少し変だった。
祭りの帰りなのに、裏道の方だけ人の声がしなかった。
提灯の明かりも、そこから先は急に少なかった。
昔はその道に、金魚すくいの屋台が一つだけ出ていた記憶がある。
今は何もなかった。
ちょっと長くなるが、町の違和感が具体化してきたな。
人の声が切れる、提灯が減る、昔あった屋台がない。
これは場所そのものが変わったというより、OPの記憶だけが昔の配置に戻っている感じがする。
>>70
屋台が昔あった場所なら写真残ってないか
家族のアルバムとか町内会の記録とか
祭り写真はだいたい誰かが撮ってる
レンズ沼抜けられん人間が町に一人はいる
女の子は俺の返事を待っていた。
俺が風鈴はもうないかもしれないと言うと、女の子は少しだけ目を伏せた。
それから言った。
「じゃあ、写真だけでも見て」
>>73
写真きた
>>53の今日の写真じゃなくて、>>62の古い集合写真のことだろこれ
女の子本人が写真を見ろって言ってる
俺はそのとき、女の子が言う写真が何のことか分かった。
祖母の家の離れ。
青い風鈴の下。
額に入った夏祭りの集合写真。
そこに写っていた女の子の顔を、俺は思い出せなかった。
でも、紺の浴衣だけは覚えていた。
>>75
浴衣だけ覚えてるのなんでやねん。
顔忘れて柄だけ残るの、逆に怖いやろ。
>>75
ここで紺の浴衣回収は草生えないw
普通に鳥肌w
>>75
ちょっと長くなるが、顔だけ思い出せないのがかなり重要だと思う。
人間の記憶って印象的な顔より、服や場所や匂いの方が残ることがある。
つまりOPはその子を知らないんじゃなくて、思い出すことを避けている可能性がある。
浴衣×風鈴×写真、公式が最大手すぎる。
でもこれ恋愛じゃなくて供養の気配してきて尊すぎて死ぬ。
写真を見に行くなら場所の特定に繋がる情報は書くなよ。
古い家、神社、祭り、事故まで出たら特定されるぞ。
続き書く。
俺は女の子に、なぜ写真を知っているのか聞いた。
女の子は答えなかった。
代わりに、袖を少し持ち上げた。
紺の浴衣だった。
暗くて見えにくかったが、白い朝顔の柄が入っていた。
>>81
一致きたwwwww
いや笑うとこじゃないけど無理w
>>81
白い朝顔って具体的すぎるやろ。
それ写真の浴衣と同じなんか?はよ言えや。
>>81
長文スマンが、ここで女の子が袖を見せるのは「証明」なんだよな。
OPに思い出させるために、顔ではなく浴衣を提示している。
顔を見ても思い出せないから、記憶に残っている柄を使っている。
同じ柄だった。
正確には、俺が覚えていた柄と同じだった。
白い朝顔が三つ並んでいる。
帯は黄色だった。
集合写真の女の子も、確かその浴衣だった。
>>85
紺浴衣×黄色帯は視覚情報が強すぎる。
記憶の鍵として公式が最大手。
>>85
柄まで書くと写真が現存してた場合に照合されるぞ。
個人情報だぞ消せ、とは言わんが地名だけは絶対出すな。
セキュおじ毎回現実に引き戻すなw
でも今回は正しいwww
俺は歩きながら、十年前のことを思い出していた。
この町の祭りに来なくなった理由である。
正確には、来られなくなった理由だった。
>>89
おい急に重いやつやん。
十年前になにあったんや。
>>89
要するにだな、ここまでの「昔は毎年来ていた」と「今は来ていない」の空白が十年前で埋まる。
そして女の子が「来年も」と言った意味が、普通の再会ではなく過去の約束に近づいている。
このへんから話の軸が町の怪異じゃなくOPの記憶になる。
十年前、祭りの帰りに事故があった。
俺はその場にいた。
ただ、事故そのものの記憶は曖昧だった。
母から何度か聞かされた話で、形だけ知っていた。
>>93
母の証言×失われた記憶、もう伏線の置き方がえぐい。
これは右左どころじゃない。
>>93
事故の詳細を書くなら日時や場所はぼかせ。
当時の新聞記事に残ってたら本人特定されるぞ。
>>93
母親から聞いた話だけで自分の記憶ちゃうんか。
それ一番信用できるようで一番怖いやつやん。
俺と、近所の子供が数人で帰っていたらしい。
途中で一人、女の子がはぐれた。
大人が探した。
その夜、川の近くで見つかったと聞いた。
>>97
笑えんやつきた。
川やっぱり出てくるのかよw
>>97
ちょっと長くなるが、これで川、裏道、祭り帰りが一本に繋がった。
はぐれた女の子が浴衣の子なら、OPが顔を思い出せないのも防衛反応っぽい。
あと「来年も来てね」は、生きている子の誘いではなく、その年で止まった言葉の可能性が出てきた。
>>97
川の近くで見つかったって、生きてたんか?
そこ大事やろ。