>>1 需要あったら書く。昨日の夜、地方出張帰りに降りる駅を間違えたところから始まる。
需要あるからはよ書けや
終電逃した時点でだいぶ詰んどるやろ
彡(゚)(゚)「同じ顔の俺、代打で出てきそう」
はよ
昔はこういうスレ、夜中に立つと朝まで伸びたのにな
この板も変わったな
続き書く。
出張先から帰る途中だった。
新幹線ではなく在来線を乗り継ぐ日程だった。
疲れていて、スマホの乗換案内だけ見ていた。
在来線乗り継ぎで地方出張帰りなら路線絞れそうだな
無人駅ってことはワンマン区間か?
駅名は伏せる。
降りる予定の駅の一つ手前で、寝ぼけて降りた。
ホームに立ってから違うと気づいた。
ドアはすぐ閉まった。
列車は低い音を残して出ていった。
>>9
駅名伏せるのは正解
新参は知らんだろうけど昔は特定厨がすぐ暴れた
寝ぼけて降りたは草
ほんまに疲れてる時の脳みそ信用ならん
ホームは片面だけだった。
線路の向こうは田んぼか空き地だった。
街灯が一本あった。
ベンチの上に濡れた新聞が置いてあった。
駅舎の中は明かりがついていた。
片面ホームで駅舎あり、向こうが田んぼなら棒線駅だな
終電後も駅舎の明かり残るタイプは普通にある
>>14
急に安心材料出すな
こっちは怖がる準備しとんねん
濡れた新聞ってなんかポイント高いな
誰が新聞濡らすねん
新聞が小道具の怪談はだいたい強い
昔は新聞、黒電話、砂嵐で三種の神器だった
駅舎に入った。
券売機はなかった。
運賃表だけが壁に貼ってあった。
時刻表を見ると、次の上りは朝の五時台だった。
その時点でタクシーを呼ぶつもりだった。
電波は一本だった。
電話はつながらなかった。
地図アプリは読み込みの円が回り続けた。
外に出ると、列車の音がまだ聞こえていた。
もう見えないはずなのに、音だけが線路の奥に残っていた。
>>21
山間部なら反響で音だけ残るのはある
ただ、一本ホームで駅舎側に遮るものないなら結構遠くまで聞こえる
>>22
解説が細かすぎて怖さの逃げ道が全部鉄道になる
>>24
これはわかる
あの円ずっと見てると腹立つねん
>>24
駅前でそれやられると詰む
乗り鉄なめんな
>>24
昔は紙の地図だったから円は回らなかった
その代わり現在地がわからなかった
待合室があった。
ガラス戸の向こうに、長いベンチが二つ並んでいた。
奥のベンチに人影があった。
最初は寝ている人だと思った。
待合室が独立してるタイプか駅舎内の一角かでだいぶ違う
ガラス戸ってことは後付けの簡易待合か?
ガラス戸は手で開ける古いものだった。
金属の取っ手が冷たかった。
中に入ると、暖房はなかった。
人影はベンチに座っていた。
顔を伏せていた。
>>32
この淡々と書く感じ、昔の洒落怖っぽい
余計な悲鳴がないのがいい
声をかけようとした。
終電を逃した人なら、タクシーを呼んでいるかもしれないと思った。
その人影が顔を上げた。
俺と同じ顔だった。
髪型も眼鏡も同じだった。
>>36
なんでやねん
そこだけ急に直球すぎるやろ
同じ服装じゃなくて顔と髪型と眼鏡だけ?
服は見えたのか?
同じ顔のやつが待合室にいる系、昔のコピペに一本あった気がする
でも駅が無人なのが嫌だな
服も同じだった。
出張用の黒いコートだった。
膝の上に、俺と同じ鞄を置いていた。
俺が立ち止まると、そいつは先に口を開いた。
「遅かったな」と言った。
そいつは俺の声でそう言った。
俺は返事をしなかった。
そいつは続けた。
「一本前で寝たんだろ。右側の窓にもたれて」
当たっていた。
>>42
なんで初手から事情知っとんねん
待ち合わせみたいに言うなや
一本前で寝たってことは乗り過ごしじゃなく誤降車なんだよな
その駅に降りる導線がまだ分からん
俺は「誰ですか」と聞いた。
そいつは俺の名前を言った。
苗字と名前を、区切らずに言った。
それから、母親の旧姓を言った。
漢字まで言った。
>>46
医学的にはそれ、相手が本人情報を知ってるだけなら説明できる
ただ漢字まで口頭で当てるのは嫌だな
まあ同姓同名の人かもしれんし、なんとかなるっしょw
>>48
同姓同名で母親の旧姓まで一致してたまるか
俺は一歩下がった。
そいつは笑わなかった。
「左の奥歯、まだ銀歯のままだろ」と言った。
「名刺入れは鞄の内ポケットじゃなく、今日はコートの右だ」と言った。
どちらも当たっていた。
無人駅の待合室でコートのポケットまで見える距離だった?
照明の明るさどんなもん
>>54
蛍光灯が一本だけ点いていた。
明るくはなかった。
俺は名刺入れをまだ出していなかった。
右のポケットに入れたことは、俺しか知らないはずだった。
寝落ちからの半覚醒で自己像を見た可能性はある
医学的には入眠時幻覚とか離人感とか
まあ医者行け
でも会話できてるならまだ大丈夫大丈夫
殴ってこないだけマシ
>>59
ポジ要素の探し方が延長10回の代打みたいやな
そいつは俺の癖も言った。
嘘をつく前に、眼鏡の左側を押す。
緊張すると、親指の爪を人差し指で押す。
メールを読む時だけ、口の中で最初の一文を繰り返す。
全部、誰にも言ったことがなかった。
>>61
癖って観察で分かるやつと長期で見ないと分からんやつがある
最後のは本人か家族レベル
口の中で繰り返すって飯の味見みたいだな
腹減ったわ
>>61
記憶を言い当てるというより自己申告の再生に見える
ここまでくると創作っぽさも強い
正直盛ってるやろ
同じ顔出てきて母親旧姓と癖まで当てるのテンプレ感あるで
俺も作り話なら楽だったと思う。
その時、そいつが鞄を開けた。
俺と同じ黒い手帳を出した。
ただし、角が擦れていなかった。
俺の手帳は、先月落として右下が潰れている。
物まで同じで損傷だけ違うのは分岐っぽいな
鉄道怪談だと時刻表がズレるパターン多い
彡(゚)(゚)「ワイの手帳、ワイより状態が良い」
嫌すぎる
そいつは手帳を開いた。
「次に聞くのは時刻表だ」と言った。
俺はまだ何も聞いていなかった。
しかし、その時点で俺は時刻表を見ようとしていた。
>>72
思考先読みまで追加すな
怖さの盛り合わせやんけ
思考を読まれたと感じる症状はある
ただ第三者が具体的な手帳持ってるなら話が別
駅の待合室って時刻表の横に駅そばのポスター貼ってあるイメージ
>>75
無人駅に駅そば常設はだいぶ限られるぞ
乗り鉄なめんな
いやでも寒い駅で食う駅そばはうまいんだよ
七味多めでさ
俺は待合室の外に出た。
時刻表を見た。
最終は二十三時十二分だった。
俺が降りた時刻より前だった。
その下に、もう一本だけ書いてあった。
二十五時六分。
行先は空欄だった。
>>79
25時表記自体は業界的には普通にある
ただ旅客向け掲示で行先空欄はありえん
臨時でも列車番号か備考が出る
>>79
行先空欄の電車とか乗ったらあかんやつ筆頭やろ
25時6分ならまだ帰れるチャンスあるじゃん
なんとかなるっしょw
>>84
撮ろうとした。
スマホを出した。
画面の時計が二十四時を越えていなかった。
二十三時五十八分で止まっていた。
電波は圏外だった。
>>85
スマホの時計は基地局同期じゃなく端末内でも動く
止まるなら端末側のフリーズか電源管理の異常
二十三時五十八分ってコンビニで肉まん買うか迷う時間だな
待合室に戻ると、そいつはまだ座っていた。
俺が時刻表を見たことを知っている顔だった。
俺と同じ顔なので、そう見えただけかもしれない。
そいつは「乗るな」と言った。
>>91
乗るなって言ってくれるなら味方じゃん
いいじゃんそれ
>>91
自分と同じ顔の相手が禁止を出すの、心理的には自己防衛の象徴っぽい
でも話としてはここからが本題だな
俺は「じゃあどうすればいい」と聞いた。
そいつは少しだけ首を傾けた。
俺が考える時の癖だった。
「ここで朝を待つと、朝のお前が来る」と言った。
>>95
増える前提やめろ
朝のお前ってなんやねん
彡(゚)(゚)「朝ワイ、夜ワイ、謎ワイ」
打線組めるやん
朝のお前が来るって、列車ダイヤより人間ダイヤが組まれてる感じで嫌だな
朝まで待つなら駅そば開くんじゃね
天玉そば食いたい
>>99
無人駅や言うとるやろ
どこから天玉出てくんねん