【悲報】終電後の無人かき氷屋、支払い方法が「記憶」だった件
終電を逃した>>1が入ったのは、駅前にあるはずのない無人かき氷屋。0円のブルーハワイから始まった話は、店・駅・記憶ごと飲み込む未解決怪談へ転がっていく。
需要あるかわからんけど、さっき体験した話を書く。店員がいないのに、注文した覚えのないブルーハワイが出てきた。
券売機の液晶だけ点いた。
「おかえり」
そう表示された。
その下に小さく「いつもの」と出た。
金額は0円だった。
続き書く。
券売機の横に紙のメニューが貼ってあった。
最初は白紙に見えた。
液晶が消えたあと、文字が浮いた。
終電後メニュー
・ブルーハワイ
・いちご
・メロン
・みぞれ
・帰宅
「帰宅」の横だけ値段がなかった。
他は全部0円だった。
券売機の下に小さい欄があった。
普通なら支払い方法が書いてある場所だった。
そこには「記憶」と書いてあった。
店の奥にモニターがあった。
防犯カメラの映像だった。
入口。
券売機。
自分が座っている席。
席だけ空いていた。
俺が映っていなかった。
>>31
伏線整理
・おかえり
・いつもの
・支払いは記憶
・カメラに映らない
・店外の駅も時刻ズレ
もう店だけじゃなく駅前ごと変
券売機がまた点いた。
「追加しますか」
その下に選択肢が出た。
はい
いいえ
思い出せない
白い氷の上に、何か垂れてきた。
天井からではない。
機械のノズルからだった。
赤いシロップで文字ができた。
帰るな
そう読めた。
近づいた。
紙カップには油性ペンで日付が書かれていた。
1998/08/13
2004/07/29
2011/08/04
もっと奥にもあった。
全部、夏の日付だった。
奥のカップを見た。
今日の日付があった。
名前は書かれていなかった。
代わりに、ひらがなで
おもいだせない
と書かれていた。
振り返った。
店のガラス越しに見えていた駅がなかった。
ロータリーもなかった。
街灯もなかった。
外は、真っ黒だった。
自動ドアの向こうに、かき氷の旗だけが立っていた。
柵の前で財布を開いた。
レシートが一枚入っていた。
昨夜の店名は書いていなかった。
品名は、ブルーハワイ。
数量は、1。
下に印字があった。
次回予約 明日 0:12
で、結局どうなの
OP帰ってきてないしレシートもうpなし
次回予約の時間、もう過ぎてるぞ