【恐怖】終電逃しただけなのに、無人の夏祭りに招かれかけた件
知らない駅で終電を逃した>>1が、線路沿いに続く浴衣の列と太鼓の音を目撃。最初は実況ノリだった住民たちも、無人屋台、古い切符、名前を呼ぶ女の出現で一気に帰還支援モードへ。
>>1
駅員に聞いたら「ここ、朝まで電車来ませんよ」って言われた。
外に出たら遠くで太鼓の音がして、浴衣の人影が線路沿いを歩いてた。
写真は上げない
改札前のベンチにいたら駅員いなくなってた
外の人たち、列っていうか間隔がずっと同じで歩いてる
提灯だと思ったけど屋台だった
焼きそばとか金魚すくいっぽい台が並んでる
でも店番いない
電球だけ風もないのに揺れてる
金魚すくいの桶見た
水は入ってるけど金魚はいない
紙のポイだけ何本か浮いてる
太鼓が一回だけドンって鳴った
屋台の奥に机があって、切符みたいなの置いてあった
昔の硬い紙のやつ
触ってないのに一枚だけ机の端まで滑ってきた
戻ろうとしたらさっきの切符が駅の方の道に落ちてた
避けて進んだら太鼓が一回鳴った
駅の明かりは見えてる
でもさっきより遠い
面の子こっち見てる
喋らない
手だけ駅と反対側に向けた
そっちは屋台の灯りが残ってる方
櫓の下に時計があった
駅にあるやつと同じ丸い時計
針が0時47分で止まってる
俺が終電逃した時刻もたぶんそれ
青い浴衣の女の人がいる
さっきまでいなかった
こっち向いてる
俺の名前呼んだ
二回目鳴った
面の子が駅の方に走った
足音した
初めて足音した
三回目鳴った
面の子が駅の階段の前にいる
青い浴衣の女が後ろで俺の名前呼んでる
走る
ポケットに何か入ってる
出したら半券だった
濡れてる
夏祭りって赤い字で書いてある
買った覚えない
電車乗った
改札で半券は使わなかった
裏、乾いてきたけど駅名は読めない
ただ端のほうに「帰」みたいな字だけ残ってる