【泣ける】AIっぽいコンビニ店員、正体が怖い話かと思ったら最後に全部持っていく
深夜2時40分、アイスを買いに行った>>1が出会ったのは、買う物も小銭も家族の癖まで言い当てる謎の店員。ホラーかと思って読み進めると、最後にまさかの温度で着地するスレだった。
さっき起きたことを書く。眠れなくてアイス買いに行ったら、店員が俺の買う物を全部先に言い当ててきた。
続き書く。
店に入ったのは2時40分くらいだった。
客はいなかった。
レジの奥で店員が棚を拭いていた。
俺が冷凍ケースの方へ行く前に、店員が言った。
「バニラのカップと、黒い棒アイスですね」
まだ何も見ていなかった。
レシートはある。
ただ今は手元の机に置いているだけで、写真はあとでいいか。
それより声が変だった。
最初の一音だけ店内放送みたいに平たくて、途中から普通の男の声になった。
録音の頭だけ切れていない感じだった。
続き書く。
レジに行った。
店員は棚から戻って、何も打たずに画面を見た。
「三百二十四円です」
と言った。
商品を通す前だった。
俺が財布を出すと、
「五百円玉一枚と、一円玉四枚ですね」
と言った。
財布の小銭入れを開ける前だった。
中はその通りだった。
「鍵、左の靴箱の上ですよ」
と言われた。
俺はその時、家の鍵を探していた。
ポケットにないと思っていた。
帰ってから確認した。
左の靴箱の上にあった。
>>43
年齢はわからなかった。
髪は白かったように見えた。
でも声は若かった。
俺が振り返ると、店員はレジの内側で、俺ではなくレシートを見ていた。
「次は思い出す話です」
と言った。
店員が手に取っていたのは、鮭のおにぎりと、缶コーヒーだった。
それから、小さい羊羹を一つ。
父が夜勤帰りに買ってきたものだった。
俺が小さい頃、たまに半分もらった。
俺は店員に聞いた。
「父を知っているんですか」
店員は首を少しだけ傾けた。
「知っている、というより、残っています」
そう言った。
父が死んだのは十二年前だった。
そのコンビニは昔からある。
ただ、何度か改装している。
俺はその日、何も買わずに店を出たらしい。
店員は言った。
「買えなかったアイスを、今日は買いに来ました」
紙は手書きだった。
父の名前が書いてあった。
それから、俺の下の名前も書いてあった。
字はかなり震えていた。
「お父さんが最後に来た日に、息子さんがまた来たら渡してくれと言われました」
>>93
俺は、あの話し方は何だったのかと聞いた。
店員は目を伏せた。
「すみません。若い方と話すのが苦手で」
「孫に、そういう言い方はAIみたいだと言われまして」
「直そうとすると、余計に変になるんです」
メモには短い文だけがあった。
「食べられる時に食べなさい」
「残してもいい」
「また買えばいい」
父の字ではなかった。
店員が言うには、父が口で言ったことを書き取ったものだった。
ここで言う。
この話は創作である。
深夜のコンビニには行っていない。
AIのような店員にも会っていない。
実際にあったのは、冷蔵庫に貼られていた母のメモだけだった。
ここまでのまとめ
AI店員の正体は作者の作った人
本物は母ちゃんのメモ
温かい嘘として着地
元スレッド: 深夜のコンビニでAIっぽい店員に会った話(116レス)