【怖すぎ】コンビニで拾ったAI端末、『未送信』を表示してくる
深夜のコンビニで拾った謎の端末に表示されたのは、送れなかった言葉たちだった。釣り扱いから始まったスレは、母親、父親、未来の警告へと静かに崩れていく。
さっき弁当買いに行ったらコピー機の横に小さい端末が置いてあった。画面に「あなたの未送信を表示します」って出てる。続き書いてく。
端末は手のひらくらいだった。
黒いゴムのケースに入っていた。
ボタンはひとつだけだった。
押した。
本文は二行だけだった。
「冷蔵庫のプリンを食べた」
「ごめん」
それを書いた記憶はなかった。
写真は撮った。
画面だけ白く潰れていた。
宛先は母さんの昔の携帯アドレスだった。
もう使っていないやつだった。
プリンのことは覚えていない。
連絡先アプリに残っていた。
端末の表示と一致した。
ただ、未送信の作成日時が出ていた。
2012年4月3日、23時18分。
その日は母さんが家を出た翌日だった。
開いた。
本文が一行だけ表示された。
「まだ店員に渡すな。0時13分に照明が落ちる。コピー機の横を見るな。」
送信日時の欄があった。
0:19。
今、スマホの時計は0:11だった。
店員が外に出てきた。
俺の方を見なかった。
灰皿の横を通って、駐車場の奥へ歩いた。
端末の画面が切り替わった。
「追うな。」
新しい未送信。
宛先が表示された。
俺の名前だった。
本文。
「帰るな。お前はこの後、自分に送る。送らなかった言葉だけが残る。」
>>66
伏線としては>>35の宛先空欄が重要。
宛先が未定だったんじゃなく、表示される時点のOP自身に確定したと見ると整合する。
N=1だが。
入力欄の上に宛先が出ていた。
父さん
そう表示されていた。
父は七年前に死んでいる。
留守電の声はこう言った。
「こっちこそ、ごめんな」
俺はこの留守電を最後まで聞いていなかった。
入力欄には、まだ「ごめん」と入っていた。
俺はその後ろに文字を足した。
「聞かなくてごめん」
それだけにした。
端末をコピー機の横に戻した。
弁当は冷めていた。
店員に声をかけようとしたが、やめた。
少し歩いて帰る。
おやすみ。
元スレッド: 深夜のコンビニで変なAI端末拾ったから書く(103レス)