【悲報】会社の自販機、社員を労うどころか地下へ誘導し始める
朝の会社で自販機に『おつかれ』と表示されたところから始まった奇妙なスレ。最初はただの故障扱いだったのに、退職者・地下2階・古い自販機へと話が転がっていく。
最初は気のせいだと思ってた。けど昨日、まだ出社直後なのに『今日は帰れ』って出た。少しずつ書く。
普段は商品名と金額だけだった。
月曜の朝、社員証をかざした直後に液晶が一度消えた。
それから白い文字で『おつかれ』と出た。
商品ボタンは押せた。コーヒーも出た。
佐野は仮名である。
社員証をかざした時、液晶に『今日は飲むな』と出た。
佐野は笑って、何だこれと言った。
それでもブラックを押した。
商品は出なかった。
水曜の朝。
自分は8時20分頃に休憩スペースへ行った。
社員証をかざす前に、液晶に『今日は三人休む』と出ていた。
誰もいなかった。
夕方、警備室の前を通った時、警備のおじさんに呼び止められた。
自販機のことを総務に言ったのは君か、と聞かれた。
自分は、はいと答えた。
おじさんは、あれに返事をするなと言った。
ここまでのまとめ
・自販機が朝から変な表示
・台帳にB2休憩機
・警備員「あれに返事をするな」
3行でまとめると会社が終わってる。
『今日は帰れ』のあと、少し間があった。
自分は、その場を離れようとした。
その時、表示が変わった。
『田辺ではない』
>>87
名字だけだった。
ただ、その次に下の名前が出た。
ひらがなだった。
子どもの頃に呼ばれていた読み方だった。
会社では誰も知らない。
>>93
拾った。
名札はプラスチックの古いものだった。
白地に黒い文字で、端が割れていた。
名前は木島だった。
備考欄には、所在確認中、と書いてあった。
その横に小さく、階段、とあった。
字は別の人間のものに見えた。
紙を抜いた。
古い勤務表の切れ端だった。
裏に文字があった。
『木島は帰っていない』
その下に、自分の苗字が書かれていた。
戻った。
紙はなかった。
缶もなかった。
古い自販機の表示は消えていた。
ここまでが1話目