【恐怖】会社の複合機から“未来の俺”が印刷され始めた結果、母親の影まで出てきてスレ民凍る
残業中、誰もいないはずのフロアで突然動き出したコピー機。出てきた紙には、その日の行動だけでなく、これから起きることまで書かれていた。
残業中に誰もいないフロアで印刷音がした。出てきた紙に今日の俺の行動が書いてある。順に貼る。
紙の右下に小さく時刻があった。
19:42
印刷音を聞いたのは20:11だった。
PCの時計と腕時計で確認した。
折れていた紙を広げた。
同じフォーマットだった。
『19:58 排紙トレイ下を確認。
20:02 折れた紙を読む。
20:17 退社準備。
20:23 上司から電話。』
電話が鳴った。
上司だった。
20:23だった。
消した。
別の文にした。
「朝見ます」と入力した。
送信していない。
コピー機が動いた。
新しい紙が出た。
『20:36 文章を変更。
20:37 送信しない。
20:39 保管庫へ向かう。』
保管庫はこの階の奥にある。
m_00には見覚えがあった。
昔、家のパソコンにあった母のユーザー名だった。
mは母の名前の頭文字だった。
00は俺の生まれた年ではない。
母がよく俺に言っていた数字だった。
紙にはこう書いてあった。
おまえはいつも途中でやめる。
これは母の口癖だった。
句読点の位置も同じだった。
紙の下に小さく印字があった。
次は八十六番が疑う。
八十七番が否定する。
八十八番でおまえは黙る。
そう書いてあった。
新しい紙が出た。
そこにはこのスレの書き込みが印字されていた。
八十六番から八十九番までだった。
最後に手書きのような文字で、
まだやめないの、とあった。
ラベルには、退職願控え、と書いてあった。
複合機の横に段ボールがあった。
中に俺の名前の封筒が並んでいた。
一番上の封筒だけ開いていた。
中身は空だった。
少し待ってくれ。
増えた文字は一行だった。
返事をしたら終わる。
その下に、俺の名前の印鑑が押してあった。
母が昔使っていた小さい認印だった。