春の陽射しにやられたのは猫だけではなかった。写真なしなのに各家庭の“窓際の春”が見えてくる、やさしくて妙に泣ける良スレだった。
昼休みに見つけたタンポポから始まった、ただの季節報告スレ。なのに住民たちの記憶、飯、哲学、バイクまで巻き込んで、なぜかちょっと泣ける流れに。
新年度、桜、心機一転。世間が勝手に始まっていく中、何も始まらなかった人たちが静かに集まったスレがこちら。
春風、柔軟剤、薄いカーディガン。本人は連絡する気ゼロなのに、なぜか昔の恋人と当時の自分まで再生されてしまう現象に住民がざわつく。
散りかけの桜を見ただけで、なぜ人はこんなにも詩人になってしまうのか。コンビニ帰りの小さな夜が、失恋・青春・ゲーム脳まで巻き込む妙な名スレに育っていた。