【切ない】終電後の無人駅で拾ったメモ、十年前に忘れた友人からの宿題だった
終電後の駅で拾った一枚のメモ。最初は釣り臭い雑談スレだったが、十年前の約束と未着の手紙がつながり、空気が一気に変わっていく。
>>1 寝れないから少しずつ書く。昨日の終電後、ホームのベンチに落ちてたメモに俺の苗字が書いてあった。釣りと思って聞いてくれ。
文面は短い。
『佐伯へ 十年経ったら、いつもの待合室で』
佐伯が俺の苗字。駅は地元の古い私鉄駅。
男。名前は直人。
中2の冬に急に転校して、そのまま連絡取れなくなった。
メモの字、なんか見覚えある気がしてる。
あと今思い出した。
十年前、直人が転校する前日に『十年後ここ集合な』って冗談で言った。
俺が言ったのか直人が言ったのかは曖昧。
待合室あった。
古い木のベンチの脚元に、鉛筆みたいな薄い字で何か書いてある。
『さえきは忘れる』って。
下に続きあった。
『なおとは待った』
字はかなり古い。削れてるけど読める。
駅員さんに聞いた。
十年前の落とし物なんか残ってないって言われたけど、苗字言ったら奥で探してくれた。
古い封筒が出てきた。
読んだ。
『明日言えなかったらこれ渡す。俺は引っ越すけど、十年後の約束は本気にする』って書いてある。
続き。
『もし佐伯が忘れてたら、それでもいい。俺が勝手に覚えてるだけだから』
ここでちょっと無理になった。
駅員さんに聞いたら、封筒は昨日の夜に若い男が預けたらしい。
名前は言わなかったけど『佐伯さんが来たら』って。
たぶん俺は拾ったんじゃない。
拾わされただけだ。
メモの裏にもう一行あった。『次はお前が覚えてろ』
>>67の言う通りだな
『自分宛だった話』じゃなくて
『自分が宛先になるまで十年かかった話』だわ
スレタイ間違えたな。
メモは拾ってないし、自分宛でもなかった。
俺が忘れてた俺に、直人が返してくれただけだった。
明日、駅に行って落書き消してくる。覚えてるうちに
元スレッド: 終電後の駅で拾ったメモが自分宛だった話(74レス)