【泣ける怖い話】毎晩変わる踏切広告、スレ民の煽りを拾い始めた結果…
終電前の踏切で、左から三番目の広告だけが毎晩変わる。最初はただの怪談スレだったはずが、最後に待っていたのは想定外の静かな真相だった。
今日も終電前にその踏切を通った。古い看板の中で、左から三番目の広告だけが昨日と違う。最初は印刷業者の仕事だと思っていた。
さっき見てきた
昨日は「帰り道には気をつけて」みたいな普通の交通安全っぽいやつだった
今日は「黒い上着は夜に沈む」って書いてあった
俺、今日黒い上着だった
画像上げたいけど場所バレが怖いから文字部分だけ切り抜いた
切り抜くと余計に読めない
あと看板の下に小さい文字で駅名っぽいのがあるのに気づいた、今の駅名と違う気がする
明日は上着を白にして通る
あと録画にする
ただ今日、踏切渡り終わったあとに広告を振り返ったら「黒い上着は夜に沈む」の下に小さく「振り返るな」って増えてた気がする
今来た
白い上着で通った
左から三番目、今日は青っぽい広告で大きく「白は夜でもよく見える」って書いてあった
その下に小さく「長文スマンが」ってあった
動画は撮った
ただ踏切の警報音がうるさくて、広告の前で止まった瞬間に画面が一回真っ暗になってる
再生するとその前は普通の青い広告、明るく戻ったら「効いてて草」って増えてる
老人は渡らないまま帰っていった
で、看板の裏を見た
ネジの横にビニール袋がガムテで貼ってあって、中に紙の束があった
手書きで広告の文面っぽいのが何枚も入ってる
触った
袋を開けて一枚だけ見た
「ググレカス」って大きく書いてあって、下に「にわか乙」もあった
その下に小さく「次は裏を見る」って書いてある
家着いた
玄関ポストに広告サイズの紙が入ってた
手書きで「顔真っ赤やん」って書いてある
その下に小さく「明日は誰が来る」ってある
聞いた
左から三番目は奥さんが好きだった場所らしい
奥さんが亡くなってから、毎晩そこだけ新しい広告を作って入れてるって
広告って言っても、店の宣伝じゃなくて奥さん宛の短い手紙だった
要するにだな
老人は広告を出していたのではなく、誰も読まないはずの返事を書いていた
それを>>1が読んで、スレが反応して、老人は初めて読者がいることに気づいた
だから>>1宛の文面は、亡妻への手紙とは別の、こっちへの返事なんだと思う
左から三番目
明日も帰れ
それだけだった
通りすがりだけど、一言だけ言わせてくれ
帰れ、じゃなくて帰っていい、だったんだな