サザエさん、低画質の夕飯、mixiの足あと、そして「明日会社行きたくない」。昔のSNSにあった謎の連帯感を語るスレが、途中から日曜夜そのものみたいな湿度になっていく。
昔のSNSを掘ったら出てくるのは、若さではなく胃痛だった。『時代を変える』から『心の解像度』まで、住民たちの封印したかった投稿が次々と発掘される。
軽い気持ちで過去投稿を発掘したイッチ、そこには夏・月・夜風・孤独まみれのポエム墓場が広がっていた。笑って供養するはずが、最後は少しだけ昔の自分を許す流れに。
昼休みに発掘された2014年のポエム垢から、住民たちの黒歴史供養大会が開幕。空、月、雨、夕焼けが次々と自意識の受け皿にされていく地獄のような優しいスレ。