【深夜の余韻】午前2時のコインランドリーでだけ成立する“名前のない関係”が切なすぎる件
深夜のコインランドリーで、毎週のようにすれ違うだけの二人。名前も連絡先も知らないのに、なぜか不在だけは痛いほどわかる……そんな静かな話が刺さると話題になった。
眠れないので短い話を置いていく。会話は少なめ、たぶん大事件も起きない。でもその場だけ成立する距離感ってあるよな、という話。
こういうのはルールが先にできるんだよな
挨拶はするけど名前は聞かない、とか
片方が洗濯終わっても引き止めない、とか
昨日乗せた客がな、そういう相手いたって酔ってないのに珍しく喋ってた
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その二人は毎週いるわけじゃない
でも月曜の2時前後、行くとだいたい片方がいて、もう片方があとから来る
話すのは『それ、終わりますよ』『百円崩せますか』くらいだった
気になる、って言っても探すほどじゃない
ただ、奥の椅子が一個だけ空いたままなのが落ち着かない感じ
で、三週くらい片方が来なかった
洗濯機の回る音だけで、妙に店が広く感じた
来なかった間、店の入口に貼り紙が出た
『今月末で閉店します。長らくのご利用ありがとうございました』
それ見たとき、ああこのまま会わずに終わるのかと思った
別に約束もしてないのに、少しだけまずい気がした