夏の夜、遠くで鳴る花火の音だけが帰り道に届く瞬間。楽しい場所の外側にいる感覚から、SNS、屋台の匂い、唐揚げ、冷蔵庫の製氷機まで話が広がるスレがじわじわ刺さる。
夏映画の予告にありがちな「花火」「走る背中」「急に消える音」。ネタスレかと思いきや、最終的に“こっちの記憶”まで掘り返される良スレになっていた。
7月に入った瞬間、花火も浴衣も急に現実味を帯びてくる季節。誘えない民たちが集まった結果、ただの雑談スレが未送信LINE供養会になっていた。
終電後のホームで、知らない女性から缶コーヒーを渡された投稿者。ビル越しに一瞬だけ見えた花火と、女性が持っていた古い切符にスレ民が静まり返る展開へ。